ヒューイ・ルイス、年内に予定されていたすべての公演中止を発表！ 「聴覚をほとんど失った」ことを明らかに

「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」のフロントマン　ヒューイ・ルイス(67)が、聴覚喪失を理由に年内に予定されていた公演すべての中止を発表した。

ヒューイ・ルイスはSNSを通じて発表した声明の中で、「2か月前に、ダラスで予定していたショーの直前、ほとんどの聴覚を失った」と公表。1対1や、電話を通じて、といった状況ならば、現在でも「少しは聞こえる」とのことだが、「歌えるほど音楽が聞こえない」と告白。低音の聞こえが特に悪く、「音が取れない」と明らかにした。

複数の専門家の診察を受けたところ、ヒューイ・ルイスは「メニエール病」との診断を受けたとのこと。「症状に改善が見られない限り、パフォーマンスは行えない」とのドクターストップも出たという。そのため今後に予定されていたパフォーマンスは、キャンセルせざるをえない状況だったと述べている。

「申し上げるまでもありませんが、今回の事態をとても心苦しく思い、すでにチケットを購入し、ショーへ足を運ぶ予定だったファンの皆様に対して、心からお詫び申し上げます。いま私は身体を治すことに専念し、いつかもう一度パフォーマンスできる日を願っています」

Huey Lewis and The News cancel all 2018 performances. See attached note from Huey. pic.twitter.com/FbWqDlGwnR

— Huey Lewis (@Huey_Lewis_News) 2018年4月13日

「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」は、すでに病気を理由にこの春に予定されていた6公演を中止に。8月には米サンフランシスコにおける音楽フェス「Outside Lands」への出演も予定していたが、これもキャンセルとなった。

メニエール病とは、めまい、難聴、耳鳴り、耳閉感を伴う内耳疾患とされており、完治には早期の治療が重要とされている。ヒューイ・ルイスは、病気公表後に寄せられたファンや周囲からのメッセージに対し、「治療に専念し、もう一度、歌う道を探るための励みになる」と感謝の言葉を述べている。

The response from my colleagues, friends and fans has been truly overwhelming. And extremely heartening. It helps me to focus on improving, and finding a way to sing again. Thanks to everyone. - Huey

— Huey Lewis (@Huey_Lewis_News) 2018年4月14日