興収40億円突破！映画「シンデレラ」大ヒットの理由はリチャード・マッデン演じる王子！？ 役作りについて語る

ディズニーが総力を結集して実写映画化した「シンデレラ」が、GWが明けても絶好調! 4月25日(土)より全国公開となった本作は、初登場から4週連続1位を獲得、興行収入が40億円を突破をするなど、凄まじい勢いを見せている。

女性であれば誰もが憧れる王道ラブストーリーを実写化ということで、大ヒットは間違いないと言われていた本作だが、特に女性ファンからは、「王子役のリチャード・マッデンがかっこいい!」という声が多いという。

女性ファンの心を鷲掴みにしているリチャード・マッデンは、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ・スターク役でその名が知られるように。高貴なオーラは生まれつきのものなのか、このドラマでも王子役を演じて人気を博した。

映画「シンデレラ」では、乗馬やダンスやフェンシングなど貴族のたしなみを難なくこなし、笑顔と白タイツがまぶしい“これぞ王子”というキャラクターを熱演。見た目の麗しさだけではなく、好きな女性や家族、部下に対しても優しさを愛情を寄せ、自分にも相手にも正直であり続ける、内面まで出来上がったパーフェクトな王子だ。リチャード本来の魅力と相まって、「ハマり役」と評価する声も多い。

「シンデレラ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」で、現代の王子キャラとして着実にファンを増やしつつあるリチャード。今回はそんなリチャードのコメントをご紹介。「シンデレラ」の王子を演じる上で、どんな役作りを行ったかを語っている。

「(役作りとして)本をたくさん読んだね。この王子は、当時、マキャベリの『君主論』やアウレリウスの『自省録』といった本を読んでいたんじゃないかと思ったからだよ。それからダンスのレッスンを受けた。僕にはダンス経験がなかったから、大きな舞踏室のシーンでダンスの心得があるように見せる必要があると思ったんだ。王子は、かなり複雑なルーティーンのダンスでシンデレラをリードするけれど、それをしながら(演技として)かなりのパフォーマンスもしなければならず、態度や雰囲気を演じることがとても大切になってくる。そういう部分をしっかりと演じられるようにしておきたかったんだ。それからフェンシングも習ったよ。これもダンスと同じで、フェンシングをしながらでも演技できるようになっておくことが目的だった。フェンシングの動きばかりに気を取られながら演じるようなことになりたくなかったからね。それから乗馬技術の練習もした。僕は乗馬経験はかなりあるけど、この役柄にはより多くの乗馬テクニックやちょっとしたスタント・ライディングが必要とされたから、それをしている自分がぎこちなく見えないようにしておきたかったんだ」

こうしたリチャードの役作りが、うっとりするような王子像を誕生させ、現代女性たちを夢中にさせているようだ。

【動画】映画『シンデレラ』日本版予告編


■作品情報

『シンデレラ』
全国大ヒット上映中

監督: ケネス・ブラナー
出演: リリー・ジェームズ、ケイト・ブランシェット、ヘレナ・ボナム=カーター、リチャード・マッデン
日本語版声優: 高畑充希(シンデレラ)、城田優(王子)
配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

公式サイト: //www.disney.co.jp/movie/cinderella

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