セレーナ・ゴメス、生体腎移植のことで注目が集まるのはイヤ！ 病気を受け入れられなかった過去を明かす

先日出演したテレビ番組で、9月に明かした生体腎移植にいたるまでの経緯を告白した歌手セレーナ・ゴメス。その後編が放送され、病気の告白に対する思いを語った。PerezHiltonが報じている。

セレーナ・ゴメスは、腎臓提供者の女優フランシア・レイサと共に朝の番組「TODAY(原題)」に出演。病気の症状と自身の気持ちとの葛藤を明かした。

「熱や頭痛が起きるの。倦怠感を感じることもある。でも、いつもそのままにしてた。正直に言うと、ちょっと無視していたの。たぶん本当に受け入れたくないものだったんだと思う」

進行する病気の症状を受け入れられずにいたというセレーナ・ゴメス。世間からは果敢に立ち向かったことで称賛の声が数多く寄せられたが、セレーナ本人はそのことについてよく思っていないという。

「自分が正しい選択をしたとは思わない。だって、私には受け入れられなかったから。それってものすごく自己中心的で、本当に必要のないことだった。だから、誇りになんて全く思っていないわ」

さらに、昨年3か月間にわたりリハビリ施設で療養していたことについて、「私は施設に逃げたの。オフの時間を作った。心を正常にする必要があった。健康にね。それで、自分の人生から全ての人を除外してしまった」と友人から距離を置いていたことを話した。

その時から仲の良い友人だったフレンシア・レイサも、セレーナと6か月もの間会話することなく過ごしたことを明かし、「友情と信用を学ぶ良い機会になったわ。心外だと感じることも、そこにいたいと思うことも簡単なことよ。人は自分自身のことを乗り越える必要がある。それだけのことよ」と、セレーナの療養がフレンシアにとっても人生の教訓を学ぶ良い機会になったと当時を振り返った。