人気ドラマ「１３の理由」著者にセクハラ容疑！ 文学組合から追放される

NETFLIXで配信中の人気ドラマ「13の理由」の著者ジェイ・アッシャーがセクシャルハラスメントの容疑で所属する組合を追放されていたことが明らかになった。

「13の理由」はジェイ・アッシャーの小説を原作としたドラマで、2017年3月からNETFLIXにて配信が開始して以来人気を博しているドラマで、セレーナ・ゴメスがプロデューサーとして参加していることでも有名だ。

USA Todayなどが報じたところによると、ジェイ・アッシャー(42)が所属する文学組合「The Society of Children’s Book Writers and Illustrators」は2月12日、ジェイを同組合から追放したことを発表。理由は、内部調査によりジェイがハラスメント規則を破ったことが明らかになったことだというが、その詳細は明らかとなっていない。

また同組合によると、ジェイを追放したのは昨年であるが、昨年末から起こっている「Me Too」運動をきっかけに今回のことが明るみに出たという。ジェイは既に制作されている「13の理由」シーズン2には一切関与していないという。

これに対しジェイ本人は批難を否定。彼は、自分を告発した人々は匿名のメールで長い間自身に嫌がらせをしている人たちだといい、「真実を言うと、僕はもう10年近く嫌がらせを受けている」とBuzzFeedに話している。

さらにジェイは、文学組合から“追放”されたのではなく、自分から去ったことも主張。「あの組合は大好きだよ。彼らが僕を追い出す決断をしたのではなく、自分から去った」と話した。

「13の理由」はジェイ・アッシャーの処女作で、2007年に発売されたもの。セクハラや性的暴行の被害にあったティーンネイジャーが、それを苦に自殺するというストーリーだ。現在はシーズン2の撮影も終了しているが、詳しい配信予定などは明らかになっていない。