ジョー・マンガニエロ、ベン・アフレックの「バットマン」新作で悪役に抜擢

「マジック・マイク」シリーズで知られる俳優のジョー・マンガニエロが、ベン・アフレック監督・主演の「バットマン」新作で悪役のデスストロークに抜擢された。

ベンは8月、貨物輸送機の後ろとみられる場所から、全身をスーツとマスクで覆われたキャラクターが出てくる撮影セットでの動画をTwitterで公開していたが、これが監督作「アルゴ」でオスカー作品賞を受賞したベンがメガホンをとる新「バットマン」映画の主要な悪役デスストロークであることが分かった。マスクの隙間で光る目のクロースアップにファンは騒然となり、正体を探ろうと動いた。中にはTVシリーズ「ARROW/アロー」でデスストロークを演じたマヌー・ベネットが新「バットマン」でも再演すると信じる者もいた。

他のファンは女優のソフィア・ベルガラの夫であるジョーではないかと推測したが、どうやらその読みは正しかったようだ。

米Wall Street Journal紙との最新インタビューで、DCエンタテイメントのチーフ・クリエイティブ・ディレクター、ジェフ・ジョンズがデスストローク役はジョーであることを認めた。

作品の公開時期についてはコメントを避けたが、ジョンズCCDはベンと共同で脚本を書いていることも認めた。また、バットマンやスーパーマン、アクアマン、フラッシュらDCコミックのスーパーヒーローが集結する映画「Justice League(原題)」にジョー扮するデスストロークが登場するかどうかについても明言を避けた。

傭兵のスレイド・ウィルソン、またの名をデスストロークは、アメコミ界の巨匠マーヴ・ウルフマンとジョージ・ペレスによって生み出された。1980年の「ニュー・ティーン・タイタンズ」で初登場し、米Wizard誌による史上最も偉大な悪役ランキングでは24位になっている。デスストロークは長年、バットマンやグリーン・アローらDCユニバースのヒーローたちと敵対している。

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