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ホームから転落し地下鉄にはねられる男性を撮影していたフォトグラファーに非難の嵐

2012年12月11日
電車にはねられる間際の男性の衝撃的写真電車にはねられる間際の男性の衝撃的写真
米ニューヨーク・ポストより
ニューヨークの地下鉄の線路に落ち、電車が迫る前に必死にホームによじ登ろうとしている男性の写真を撮影したフリーフォトグラファーが、非難を受けている。

12月3日、ニューヨークの地下鉄駅で、乗客同士の言い争いが起こり、58歳の男性がホームから路線に落下。男性はよじ登ろうとするも、駅に入ってきた電車に轢かれ死亡した。

その翌日、ニューヨークのタブロイド紙「ニューヨークポスト」は、フォトグラファーのR・ウマー・アバッシ氏が撮影した、男性が電車に轢かれる間際の写真を、「Doomed.(消える運命)」というヘッドラインと共に掲載。

このショッキングな写真は物議を醸し、アバッシに対して、なぜ男性を助けなかったのかと、ネット上などで激しい非難の声が投げかけられた。

【動画】電車に轢かれる男性の写真を撮影したフォトグラファーの弁明

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これに対し、写真家のアバッシは米NBCの朝の情報番組「TODAY」に出演し、「私は、誰かが線路に落ちたのを見た瞬間、走ってカメラを手に取っていた。写真を撮りながら、電車が止まってくれるように願っていた。もし助けられるなら、助けていたが、あの状況では無理だった」と弁明。

また、「現場には、私よりも、落ちた男性の近くにいる人たちがいたのに、その人達は助けようとする素振りを見せなかった」とし、自分だけが責められるのは遺憾であると感じているようだ。
 
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