セレーナ・ゴメス、腎臓を提供したフランシア・レイサと共にうつを経験していたことが明らかに フランシアのインタビュー動画が公開[動画あり]

歌手で女優のセレーナ・ゴメスに腎臓を提供した、友人で女優のフランシア・レイサが、移植手術後セレーナと共にうつを乗り越えたエピソードを語った。E!Newsなどが伝えている。

昨年セレーナ・ゴメスは、自己免疫疾患の一種である全身性エリテマトーデス(ループス)の治療のため、腎臓移植手術を受けたことを公表。セレーナの友人で女優のフランシア・レイサは、ループスを患う友人セレーナのため、自身の腎臓を提供することを決意。手術は無事に成功した。

これまで手術の苦労について語っているセレーナとフランシアだが、今回フランシアが、手術について語るインタビュー動画が公開された。

動画の中でフランシアは、お腹の手術跡を公開し「この傷は私ストーリーを伝えてくれているわ。この傷には感謝しているの。たくさんのことを学んだわ」と語る場面からスタートする。

さらにフランシアは「去年親友であるセレーナに腎臓を提供したの。私の腎臓は彼女の体にマッチして、セレーナは『マッチしたわ!』とよろこんでテレビ電話してきたの。でも私の担当者に連絡したら彼女は怒って『かなり大変になると思うわ。提供される側は、失ったものを手に入れるわけだからドナーよりもすごく早く回復するのよ。でもあなたは失う必要のないものを失うのよ。かなり大変なことになるわよ』と、私に言ってきたわ。結果本当に大変だったわ」と苦労を語った。

「セレーナと私はうつを乗り越えたわ。手術の後は予想以上に大きな傷跡が残ってしまったからね。その後セレーナから『すごく怖いの。私死ぬかもしれない』ってメールが来て、何ごとかと思ったら私の腎臓が元気すぎて、彼女の動脈を傷つけてしまったの。それで彼女はまた手術を受けることになって、足の血管から動脈を再建したの」と、手術後うつに悩んでいたことについて明らかにした。

手術後は運動も、犬と散歩することさえできなかったというが、現在はヨガやダンスを再開させ、激しい運動もこなし健康的だというフランシア。「去年は人生で一番クレイジーな年だったわ。大きな変化を乗り越え…だって腎臓を提供したんだもの!でも嵐の後は虹、そして太陽も出てくる。嵐は最悪だけど、それは私の次の旅を感謝する気持ちを教えてくれるの」と、今では手術をポジティブに受け入れ、カメラに向かって明るい笑顔を見せた。

.@grownish actress @FranciaRaisa talks about donating her kidney to best friend @selenagomez and how her scars only tell one part of the story: pic.twitter.com/NJ91P9JeSY

— SELF Magazine (@SELFmagazine) 2018年3月15日